カテゴリ:ニュース
「いもいも」とワークショップ
2月14日に「みんなの学び場 いもいも」のスタッフが来校して、
ワークショップを行っていただきました。
「いもいも」というのは神奈川にある栄光学園の数学教員である
井本陽久先生およびスタッフによる私塾で、中学生対象の思考力教室などを行っています。
今回のワークショップは、カプラで組み立てられた立体が図書室のあちこちに
置かれ、子どもたちはそれらを見て記憶し、再現するというもの。
子どもの空間認識力や協働力が試されます。
組み立てられた立体の難易度がだんだん高くなり、子どもたちは
四苦八苦していましたが、非常に楽しく夢中になれる時間でした。
「いもいも」が作ってくれた動画をご覧ください。
https://www.facebook.com/pg/imoimokids/posts/?ref=page_internal
<研究報告>イスタンブールで国際学会発表
『研究レポート:イスタンブールで学会発表を行いました』
2018年の6月27~29日にイスタンブールのコチ大学で開催された第三回「手話言語習得の国際学会( International Conference on Sign Language Acquisition , ICSLA)にて、明晴学園の言語発達研究チーム(松岡・林)がポスター発表を行いました。
レポートはこちら⇒ICSLA2018での研究発表の報告.pdf
<おしらせ>天皇陛下より御下賜金を賜りました
この度、明晴学園は、天皇陛下からの御下賜金(ごかしきん)を賜りました。
御下賜金(ごかしきん)とは、天皇陛下から12月23日の天皇誕生日に際し社会福祉事業奨励の思し召しをもって優良な民間社会福祉施設や団体に金一封を下賜されるものです。
伝達式は明晴学園で行われ中学部生徒も参列しました。
明晴学園も設立10周年を迎え、これまでの多くの皆様のご支援の賜物と深く感謝とお礼を申し上げます。今後もこの栄誉に恥じないよう、運営してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
<おしらせ>明晴学園の国際交流
アメリカのろう者のための工科大学(NTID)を併設しているロチェスター工科大学(RIT)から20人のろうの大学生が明晴学園を訪問しました。RITの学生は日本手話で、明晴の学生はASLを使って会話をし、交流を楽しみました。
〇6月1日 CIEE(TOEFLを実施しているアメリカの非営利団体)からの依頼で、サンディエゴ州立大学の福祉系の学部で学んでいる大学生40人が見学に来ました。聴のアメリカ人大学生とろうの明晴学園の子どもたち。通訳もなしでどうやって交流したのでしょうか。年の小さい子たちも含めてとても楽しそうでしたよ。
〇6月14日にはスウェーデンから中国生まれのろう者のモモさん(14歳)が明晴を訪問しました。SVTというスウェーデンの公共放送のテレビ番組を作成するためです。日本滞在中にいろいろなところで取材、撮影しました。11月ごろにはテレビ番組になるそうです。明晴では中学部全体で交流した後、中2のクラスに入って一緒に勉強しました。
モモさんは今年の春に卒業した生徒の制服を借りてきています。明晴にすっかりなじんでいますね。
〇その他にもロシアのろう学校関係者、アメリカのコネチカット州立大学、ミュンヘン大学からそれぞれ手話・バイリンガリズムの専門家やろう教育の研究者が明晴学園を訪れました。それぞれの交流から今後明晴学園の生徒が交流先に留学したり、訪問したりする機会もあるかも知れません。