論文・書籍・発表資料
種別 | 書籍 |
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タイトル | 『ことばの力学』 |
著者 | |
書籍・出典 | 白井恭弘著、岩波新書 2013年 |
解説 |
言語習得論を専門とするピッツバーグ大学の言語学教授が、社会のなかで言語はどのように使われているかを一般向けに書いた新書です。明晴学園のバイリンガル教育にも触れています。 |
関連URL | https://www.meiseigakuen.ed.jp/medaka/books |
関連ファイル |
種別 | 論文 |
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タイトル | 『Principles and Guidelines for Early Intervention After Confirmation That a Child Is Deaf or Hard of Hearing』(ろうまたは難聴の診断後の早期介入における原則と指針)/Christine Yoshinaga-Itano(クリスティン・ヨシナガ=イタノ) |
著者 | |
書籍・出典 | Journal of Deaf Studies and Deaf Education」誌2014年論文 (2014)19 (2): 143-175.doi: 10.1093/deafed/ent043 |
解説 |
聞こえない子、聞こえにくい子への言語発達を含む総合的な支援は、アメリカのコロラド州が最も進んだ地域の一つとされています。そこで中心となっているコロラド大学のクリスティン・ヨシナガ=イタノ教授(音声言語科学)は、人工内耳を活用した言語獲得の研究についても第一人者といえるでしょう。教授が言語聴覚の専門家とともにまとめたガイドラインは、聞こえない、聞こえにくい乳幼児は3歳までの早期支援が重要で、アメリカ手話の活用が基盤のひとつとなることをさまざまな形で指摘しています。 この論文は関連URLのサイトで参照することができます。 |
関連URL | http://jdsde.oxfordjournals.org/content/19/2/143.full |
関連ファイル |
種別 | 論文 |
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タイトル | 『バイリンガルろう教育実現のための一提案 手話単語つきスピーチからトランスランゲージングへ』/佐々木倫子著 |
著者 | |
書籍・出典 | 「言語教育研究」2015年 第5巻 |
解説 |
バイリンガル教育の専門家が、聞こえない子(ろう児)の言語獲得には手話と日本語の二言語習得、バイリンガリズムが基本であることを述べ、さらに二つの言語をひとつのシステムとしてとらえる「トランスランゲージング」という最新の概念について論じています。 著者の了解を得て明晴学園がサイト内に掲載しています。 PDF『言語教育研究』2015年 第5巻 |
関連URL | |
関連ファイル | trancelanguage.pdf |
種別 | 論文 |
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タイトル | 『Should All Children Learn Sign Language?』(ろう児はみな手話を学ぶべきか?) /Nancy K. Mellon(ナンシー・メロンほかの共著) |
著者 | |
書籍・出典 | 「Pediatrics」 Vol 136, No. 1, July 2015(米国小児科学会誌2015年7月号) |
解説 |
耳鼻科学、言語学、教育学などの専門家が小児科学会誌のためにまとめた論文。人工内耳をするかしないかにかかわらずろう児には手話が必要、あるいは有益と論じています。「ランゲージ」誌論文と重複しますが、より広い視点からの考察が加えられています。 関連URLに記載したサイトで参照できます。 |
関連URL | http://pediatrics.aappublications.org/content/136/1/170 |
関連ファイル |
種別 | 論文 |
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タイトル | 『Spoken English Language Development in Native Signing Children With Cochlear Implants』(人工内耳をしたネイティブ・サイナー児の音声英語発達)/Kathryn Davidson(キャスリン・デビッドソン)ほかの共著 |
著者 | |
書籍・出典 | 「Journal of Deaf Studies and Deaf Education」誌2013年10月号論文 |
解説 |
人工内耳をしたろう児がどのように音声語を獲得しているかを、「人工内耳をしたネイティブ・サイナー(両親もろう者のろう児)」について調査した研究。手話を身につけたろう児は音声言語の学習も進むことを明らかにしています。人工内耳には手話が必要なだけでなく、その手話は「自然手話」であることがポイントです。 著者のデビッドソンらは、人工内耳をしたろう児の手話と音声語の習得を専門的に研究している認知言語学者で、日本にはこれだけの専門性をもつ研究者はいないようです。 PDFファイルは関連URLに記載したサイトから入手できます。 |
関連URL | http://jdsde.oxfordjournals.org/content/early/2013/10/16/deafed.ent045.full.pdf+html |
関連ファイル |
種別 | 論文 |
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タイトル | 『Ensuring language acquisition for deaf children: What linguists can do』(ろう児の言語獲得を保障する ~言語学者ができること~)/Tom Humphries (トム・ハンフリーズ) ほかの共著 |
著者 | |
書籍・出典 | 「Language」アメリカ言語学会学術誌「ランゲージ」誌2014年6月号の論文 |
解説 |
アメリカの言語学者らが、最新の研究結果をもとに、人工内耳をしても手話が必要であると述べています。アメリカ言語学会が刊行する学術誌「ランゲージ」に掲載された総合的な論文で、最新の研究成果を網羅しています。英文は表示できませんが、著者の了解を得て明晴学園が日本語に翻訳したものがあります。 著者の了解を得て明晴学園が公式サイト内に掲載しています。 「Language」アメリカ言語学会学術誌「ランゲージ」誌2014年6月号の論文(和訳) |
関連URL | https://www.researchgate.net/publication/263351044_Ensuring_language_acquisition_for_deaf_children_What_linguists_can_do |
関連ファイル | language_V90_v2_5.pdf |
種別 | 情報提供パンフレット等 |
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タイトル | 目で見る言葉と目で見る学習、聞こえなくても大丈夫~ことばを育てる~ |
著者 | |
書籍・出典 | https://vl2.gallaudet.edu/about/ BBED訳 |
解説 |
米国にあるろう者のための教育機関ギャローデット大学では、ろう学校や研究センターを併設して聞こえない・聞こえにくい子を手話で教育する方法を研究し実践しています。その研究成果は「手話をL1(第一言語)とするために必要な12の研究成果」として、誰にでも読めるようにわかりやすく紹介されています。BBEDでは、ギャローデット大学の許可を得て、家族が果たす役割についてまとめた「Research Brief #9」を翻訳しました。レポートの中で登場するASL(American sign language)をJ SL(日本手話/ Japanesesign language)に置き換えて読んでみてください。聞こえない・聞こえにくいお子さんに確かな第一言語を獲得させるために家族は何をすればいいのか、具体的な方法も紹介されています。ぜひ参考にしてください。
https://vl2.gallaudet.edu/research/research-briefs/english/ |
関連URL | https://vl2.gallaudet.edu/research/research-briefs/english/ |
関連ファイル | RESEARCH_BRIEFS_9.pdf |
種別 | 記事 |
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タイトル | 『人工内耳をしても手話が必要なわけ』 |
著者 | |
書籍・出典 | The Conversation誌 |
解説 |
『人工内耳をしても手話が必要なわけ』 (動画字幕付き) The Conversation誌に掲載された、アメリカの3人の研究者による『人工内耳をしても手話が必要なわけ』というの記事を紹介します。The Conversation誌は、2011年にオーストラリアで始まった研究者と編集者がタッグを組んだニュースメディアで、信頼性が高いとして知られる雑誌です。 2歳児とお母さんがイギリス手話で会話をする可愛い動画(日本語字幕付き)もあります。ぜひ、ご覧ください。
※本記事の和訳と字幕は明晴学園がConversation誌および動画の原作者(Nick Beese)の許可を得て作成しています。 ※文中のリンクから根拠になっている論文やサイトを見ることができます ※ブラウザで「英語のサイトを常に日本語に翻訳する」に設定すると日本語で読むことができます |
関連URL | https://theconversation.com/amp/why-sign-language-is-vital-for-all-deaf-babies-regardless-of-cochlear-implant-plans-142956?__twitter_impression=true&s=06 |
関連ファイル | Conversation 論文(和訳).pdf |
種別 | 論文 |
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タイトル | 日本語教育、日本語学の社会貢献 ―ろう児に対する日本語教育を例に― |
著者 | 一橋大学国際教育交流センター 庵 功雄著 |
書籍・出典 | 台湾東海大学『多元文化交流』第13號(2021年6月)<特集>教育関係者の社会貢献 |
解説 |
この論文は日本語教育、日本語学が果たしうる社会貢献の可能性の1つとして、ろう児に対する日本語教育のために外国人に対する情報提供の方策の検討から出発した「やさしい日本語」が使えるのではないか、ということを書いたものです。 本論文ではろう児が習得すべき日本語の技能は、読む、書くの2技能だけであり、聞く、話すの2技能は不要であると述べています。なぜなら、日本語文が読めれば、音声認識ソフトやノートテーカーの助けを借りて書記日本語になったものが使えるからです。 また、「音声なしでも(対象とするのが書記言語であれば)習得可能」ということは、日本人が歴史的に行ってきた「漢文訓読」がそれを証明しています。 明晴学園で行われてきた日本語教育についても書かれていますので、ぜひご一読ください。 |
関連URL | http://www12.plala.or.jp/isaoiori/rouzi_toukai.pdf |
関連ファイル | rouzi_toukai.pdf |
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