明晴ニュース

2017年11月の記事一覧

<おしらせ> WFDの国際中間会議で明晴学園の森田教頭が発表しました!

ハンガリーの首都ブダペストでWFD(世界ろう連盟)の第3回国際中間会議(11/8~10)が行われ世界各国から650人が参加しました。大会テーマは「手話による完全参加を!」で、「バイリンガル教育」、「手話言語と家族」、「雇用」、「テクノロジー」の4つの分科会が行われました。基調講演の他、約40の口頭発表と30のポスター発表があり、日本からの発表は明晴だけでした。


   



発表資料 WFD2017meiseigakuen.pdf


発表直後から多くのコメントをいただきましたが、明晴学園のHPに論文が掲載されている「ろう児の言語獲得を保障する —言語学者ができること—」の共同執筆者の一人であるラトマン・フンボルト大学教授のメッセージをご紹介します。

「ブダペストでみた発表の中で最も優れたものの1つである。森田さんと明晴学園の皆さんのますますのご発展を」
(one of best presentations I saw in Budapest! I wish Akira Morita and his colleagues at the Meisei Gakuen School for the Deaf all the very best.)

※ラトマン・フンボルト大学教授に、同論文のおかげもあって「めだか」が開設されたことを伝えると「すべての共同執筆者によいニュースを伝えておく」とのことでした。

会場の様子を動画でご紹介します!



<おしらせ>ギャローデット大学のCANに中学部が参加しました

ギャローデット大学が主催するCAN(Conversations Across Nations:世界を巻き込んだ話し合い)に中学部が参加しました。

CANとは、同大学バイリンガリズム特別対策本部が作成したビデオを見て、テーマにそった議論をグループで行い、その結果を大学に報告し共有するというものです。1回目のCANは2016年秋に実施し、世界中にあるギャローデット大学同窓会がろう社会におけるいくつかのトピックについて議論しました。
2回目は2017年4月24-28日に40箇所で実施され、アメリカにある67%の聾学校が参加しました。アメリカ国外のバイリンガル校として明晴学園にも参加要望があり、中学部が参加しました。

《議論の様子》

《報告書》
CAN report(English).pdf
CAN報告書(日本語).pdf