明晴ニュース
明晴学園での臨時休校中の家庭学習およびオンライン校の取り組み
新型コロナウイルス感染症の拡大防止にともなう臨時休校については、こどもの成育・学習活動に大きな影響を与えています。
つきましては、その影響を軽減するためにも、明晴学園での家庭学習支援およびオンライン校の取り組み状況について、簡単ですが以下にご紹介します。
①保護者向けメール連絡(開封確認)を活用した、家庭学習支援およびオンライン校に関わる各種連絡
②保護者向け専用ホームページを活用した、教材、学習課題の配布や動画配信(手話動画等)
③テレビ会議・電話を活用した、ホームルーム、オンライン授業の取り組み(オンライン校としての取り組み)
■幼稚部の取り組み
動画と一緒にたくさん遊ぼう!
臨時休校中、毎日たくさんの動画を配信しています。それを見ながら、子どもたちが工作をしたり手話リズムをする様子の動画や写真がたくさん送られて来ます。お友だちの動画を見るのも楽しみのひとつです。オンライン授業も始まっています。
■小学部の取り組み
毎日、顔を合わせて手話で話します!
各家庭のインターネット環境を調査してオンラインが整った学年からZoomを使ったオンライン授業を開始しています。まずは、午前の始めの会、午後の終わりの会を学年ごとに20分ずつと質問タイムも30分です。始めの会では、その日の課題を説明し、終わりの会では課題を見せ合うなど一日の自宅学習の振り返りを行っていきます。
■中学部の取り組み
学習の遅れをつくらない!
臨時休校になってからGmailでの課題提出、ZoomでのオンラインHRを行ってきましたが、家庭学習をより一層充実させていくために、5月11日から「明晴学園 中学部 オンライン校」をスタートしました。朝と帰りのHR、教科学習(手話・日本語・英語・数学・社会・体育・市民科)を行います。
■明晴プレスクールめだかの取り組み
お子さまの言語環境とご家族のためにできるだけの支援を目指して、4月13日(月)から在宅支援を行っています。
①テレビ電話等による、お子さんとご家族の健康管理や相談支援(絵本読み、折り紙遊び、パネルシアター、課題あそび など)
②配信する手話動画の効果の確認や解説など(動画:絵本読み、手話リズム、工作、ミニ勉強会/手話教室 など)
■詳細について
ホームページトップの新着情報《オンライン校》にて詳細について情報発信しております(実際に授業で配信したものの一部)詳細はこちら
■ご支援のお願い
このように明晴学園では職員一同、こどもの成育・学習活動に取り組んでおります。皆様のご支援をお待ちしております。
詳細はこちらまでお問合せください。
新聞掲載(動画配信の様子について)
明晴学園が2月末に臨時休校になった翌日から
子どもたちの手話環境を守るために手話動画を配信していることについて、
共同通信より取材を受け、秋田、京都、四国、山陰の新聞に掲載されました。
ぜひご覧ください。
DeafNation
アメリカろう学校校長先生のジェフ氏が去年の11月に明晴学園を訪問した時の動画(日本語字幕つき)をジョエル氏からいただきました。ぜひご覧ください。https://video.deafnation.com/nobarriers/nb-asia/nb-japan/japan-
テレビ放映のお知らせ Eテレ「ろうを生きる 難聴を生きる」
ろうを生きる難聴を生きる
「新型ウィルス ろう者・難聴者は今」
休校の間の家庭学習支援として始めた、明晴学園の動画配信の様子などが
他のところの状況などと合わせて放映される予定です。ぜひご覧ください。
<日時>
2020年3月21日(土)午後8時45分~9時
再放送 2020年3月27日(金)午後0時45分~1時
テレビ放映のお知らせ Eテレ「ろうを生きる 難聴を生きる」
1月号の明晴だよりでもお知らせした通り、明晴学園小学部6年生と一般小学校6年生の交流や手話をつけた「昔話法廷」について話し合う様子が、前編と後編の2回にわたって放映されます。ぜひご覧ください。
Eテレ「ろうを生きる 難聴を生きる」
●2月22日(土) 午後8時45分~午後9時
再放送 2月28日(金) 午後0時45分~午後1時
「手話放送ミックス授業編~前編」
●2月29日(土) 午後8時45分~午後9時
再放送 3月6日(金) 午後0時45分~午後1時
「手話放送ミックス授業編~後編」
前編の内容がNHKの「ろうを生きる難聴を生きる」のホームページに載っています。