明晴日記
千神祭本番その4
幼稚部さんの劇、「からすのパンやさん」です。
自己紹介あり、劇あり、手話ポエムありの複雑な構成ですが、
しっかりと演じきりました。
幼稚部の子どもたち、特に年少さんには「演じる」というのは難しいことです。
そこで年齢に関わらず、みんなができる自己表現として、劇中に自己紹介を挟みます。
観客には、お父さんやお母さん、兄弟だけでなく、おじいさんやおばあさんもいますので、
舞台から客席に向かって自分の名前(日本語の名前と手話の名前)を言うことは、
特別にうれしいことのようです。
自分の番が回ってきたときだけでなく、友だちが自己紹介しているときも、
「うれしくてたまらない!」という顔で、友だちのことを見ています。
そこに、表現することへの根源的な喜びが表れていると思うのは、
ちょっと深読みし過ぎでしょうか。