明晴日記
千神祭本番その6
中学部の劇は「ド・レペ」※です。
海外研修先のフランスで、見て、聞いて、学んで、感じたことを、
オリジナルの劇にしました。
劇中の手話ポエムは、ろう教育の始まりから現代の明晴学園までを繋いで、
壮大な歴史を綴ったすばらしい作品でした。
手話ポエムの担当になった生徒は、前日まで昼休みの時間も惜しんで
廊下で先生に練習を見てもらい、どうすればより美しい表現になるのか、
練習を重ねていました。
まだ歴史の浅い明晴学園ですが、それでも千神祭のトリで
創作手話ポエムを披露することが伝統となりつつあるので、
その重圧とやりがいは、こちらが思っている何倍もの重みがあるのでしょう。
※ド・レペとはフランスの神父で、世界ではじめてろう学校を作り、
手話で教育を行ったとされる人物です。