2019年5月の記事一覧
どきどきの「どきん」
先週の小3日本語、谷川俊太郎さんの詩「どきん」の勉強中です。
全編ひらがな、オノマトペが満載の「どきん」に、子どもたちは大苦戦。
そんなとき、助けになるのが手話版「どきん」です。
子どもたちは日本語の授業と平行して、手話の授業でも「どきん」を学んでいます。
手話に翻訳した「どきん」の動画教材を使って、詩の世界を自由に感じ、楽しみます。
そして手話の授業で学んだことを手だてに、原文の「どきん」を日本語として学びます。
先生:ここ、日本語では「もすこし」って書いてあるけど、手話の先生は/少し/って言ってた?
児童A:言ってなかった!
児童B:/もっと(更に)/って言ってたよ!
こんな風にして手話と日本語を行ったり来たりしながら、
子どもたちは詩の世界を旅しています。
明日は授業参観日、「どきん」の発表会です。
今日覚えたところまでを、ホワイトボートに書いて諳んじます。
今日のテストで後半部分を間違えた子たちに、
明日の発表は前半だけにする?と先生が聞くと、
「ううん、全部発表したい。がんばる!」
明日に向けて気合い十分です。