2019年5月の記事一覧
種や苗を植え、「ひとり」について考える朝
昨日の小学部の、朝の様子です。
小1・2は、前日にホームセンターに行き、
自分たちで選んだ野菜の苗を植えています。
隣の教室では小3・4が理科の授業。
ホウセンカとヒマワリの種の違いについて勉強しています。
先生が、ホウセンカの種ははじけるんだよと説明すると、
大きな花だと爆発して大変だ!顔に飛んできちゃう!
などと冗談を言い合っています。
紫色のヒマワリの種を見て、絵の具で塗ったんじゃない?
紫色のヒマワリになるのかな?と興味津々。
みんなで校庭に植えました。どんな花が咲くのでしょう。
小5は日本語の授業で詩の暗唱中。
「ひとり」ってどんなイメージ?と先生が問いかけると、
「さみしい感じ」とだれかが答えます。
お母さんが弟の世話で忙しくなって、「ひとり」で寝るとき泣いちゃった。
ぼくはお兄ちゃんがいるけど、いじわるされるから「ひとり」がいいな。
弟とケンカになったとき、わたしだけ怒られるんだよ。
妹に洋服のコーディネートを真似されるから「ひとり」がいい。
「ひとり」だとおやつを独り占めできるよ。
詩を書いて覚えるはずが、ついつい兄弟姉妹の
あるある話で盛り上がってしまいました。
おべんとうの時間
入学式から2日後、幼稚部さんのおべんとうの時間です。
お弁当包みのキャラクターの話や、
好きなおかず、おにぎりの具の話など、
あちらこちらでおしゃべりに花を咲かせています。
苦手なトマトを食べることができた子に、
先生が即興でお祝い手話リズムを作ると、
ぼくも食べられたよ!おめでとう!
ぼくとあの子のお弁当はバナナがあっておんなじだ!
わたしとあの子もおなじだよ!
と、子どもたちも次々に即興手話リズムを披露していきます。
先輩たちの手話リズムを見て対抗意識を燃やしたのか、
わたしだってピーマン食べられるよ!肉詰めならね!
と主張する姿は、とても入学2日目とは思えませんでした。
校内見学ツアー
入学式から2日後の小1・2の様子。
先生をガイドに校内の見学ツアー中です。
職員室に応接室に放送室…。
部屋の名前や用途だけでなく、マナーもしっかり学びます。
動画にはありませんが、事務室はどんな部屋?と聞かれて、
「新聞がもらえるところ!」と元気よく答えている子がいました。
そういえば、幼稚部さんで新聞紙遊びが流行ったときに、毎日取りにきていたね。
シュッシュポッポと汽笛を鳴らしながら
次の教室へと出発していきました。
入学式、その後
入学式後、それぞれの教室に移動した新入生たちの様子です。
小2はアーチを作って小1を大歓待。
アーチをくぐって教室に入ってくる1人ひとりに
折り紙で作ったプレゼントを渡します。
小1は先生からピカピカの教科書とノートを渡され、
少しおどけながら重さをかみしめています。
一足先に終わった中1が小学部にやってきて、
3月まで在籍していた小5・6の教室を覗いています。
制服姿の自分たちを見せて、少し先輩風を吹かせているのかもしれません。
幼稚部さんは入学式から解放されて、自由に駆け回る子、
まだ緊張が解けず、周りの様子を見ている子など色々でしたが、
この日から1週間も経たないうちに、誰が新入生か
分からないくらい馴染んでしまいました。
たたかいの火蓋が切られました
10連休明けの朝から賑やかです。
6月に行われる運動会の、紅白のチーム編成が発表された模様。
別々のチームになって残念がったり、一緒だねと喜んだり、
絶対勝つ!と意気込んだり、キャプテンを押し付け合ったりしています。
運動会までおよそ一カ月、学部や学年の垣根を越えた、
紅白チームの駆け引きがはじまります。