迫真の防犯訓練
昨日の防犯訓練の様子です。
宅配業者に扮した不審な人が、校内に入ってきた想定で訓練を行いました。
子どもたちは、いち早く避難を終えて現場を見ていなかったので、
もういちど、警察の方と教職員で捕り物の再現をしました。
椅子や、さすまたで応戦する先生たちが不審者を確保すると、
神妙な顔で見ていた子どもたちから拍手が起こりました。
でも、もし不審な人に遭遇したら、とにかく逃げることが鉄則です。
「もし拳銃を持っていたら?」「物陰に隠れてください」
「隠れられるところがない場合は?」「ジグザグに逃げてください」
小学部からの質問に警察の方が答えます。
そのやりとりをじっと見ていた幼稚部さん、思うところがあったのか、
すっと手を上げて前に進み出て、
「目立つとわるい人にやられちゃうから、目立たないようにしないとだめ」
と感想を述べていました(蛇足ですが、手話の発達過程がよくわかる、かわいい手話の造語があります)。
全部が終わったあと、警察の方からは、
子どもたちの訓練に対する態度や、先生たちの不審者対応について、
たくさんほめていただきました。