手話のバスで出発!
小学部の3年生から6年生まで、2泊3日の林間学校に出発しました。
貸切バスの運転手は、ろう者の松山建也さんです。
学校関係で貸切バスの運転を担当されるのは、明晴学園が初めてだそう。
以前からデフゲストとして遊びにいらして、交流を重ねていたので、
「今日の運転は松山さんだよ!ふふふ」
と、子どもたちも(先生も?)大興奮です。
走行中は必ずシートベルトを締めるよう松山さんから説明があると、
子どもたちがすばやく反応して、ベルトを締めようと躍起になり、
「いやいや、まだ大丈夫ですよ!」と松山さんがあわてる場面もありました。
「行きも帰りもわたしたち2人が担当します」
「走行中、気分が悪くなったら遠慮せず言ってください」
「一度、パーキングに寄ります」
「安全第一でみなさんを目的地までお運びします」
松山さんの手話での説明に、いつも以上の熱心さで聞き入る子どもたち。
あいさつが終わると、盛大な拍手。
出発前なのに、車内はなんともいえない熱気に包まれています。
ろうの仲間が運転する大型バスで、林間学校の宿泊先に向かう。
そのことはとても嬉しく、誇らしく、ワクワクすることなのでしょう。
楽しい3日間になりますように。
その後、無事到着したと小学部の先生から動画が送られてきました。
お礼を伝える子どもたちと松山さんです。
また明後日のお迎え、よろしくお願いします。